隅棟歪み 漆喰損傷 テラス屋根材歪み 火災保険適用事例|N様邸

 突然ですが、ここで問題です。火災保険は火災の時にしか使えない保険である。「⚪︎」か「×」か。

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答えは「×」です。

 火災保険は、その名前から火災の時にしか使えないと多くの方に勘違いさせてしまっています。「自然災害保険」という名前であれば勘違いも起こらないのですが。実は今回はじめにご紹介したい写真はこちらです。

テラス屋根材の歪みの雪害を火災保険で修繕

 かなりのインパクトのある写真だと感じられるか思います。去年この地域では大雪がありかなりの量の雪が積もりました。雪は、その1粒自体はとても軽いのですがそれが積み重なるとかなりの荷重が積もった場所にかかってきます。

 今回ご紹介するN様邸のテラスはその耐衝撃性、機械的強度からポリカーボネートで作られていました。ですが、雪の荷重によって写真のようにぐにゃぐにゃに曲がってしまいました。家主のN様は実費での修理を考えられていたそうですが実費修繕の前に弊社に無料調査を依頼されましたのでギリギリセーフです。

 雪害は、家を購入される際には誰もが加入する火災保険で修繕可能です。火災保険は火災、雪害だけでなく、風、台風や雷といった自然の脅威によって家屋が損傷した際に、修繕費を保険金で賄ってくれる素晴らしい保険なのです。

 もし、あなたのご自宅が雪の影響で破損している箇所がありましたら実費で修繕される前にすぐにご連絡ください。弊社は年間2000件以上の火災保険を使った修繕を行っている実績があり、プロの視点から無料で調査を行わせていただきます。

 さて、実はこちらのN様邸は以前弊社が火災保険での修繕を担当させていただいた方からのご紹介でした。N様が弊社をご紹介してくださったご友人から雪による自然災害も火災保険で修繕できるというお話しをお聴きになり、N様より弊社にご連絡をいただきました。

 N様のご自宅に伺いお話しを聴いていると去年ものすごく強い台風が来て屋根の方から『変な音』が聞こえたというお話しをされていました。横須賀はとても風の強い地域です。気になったので、「屋根の調査はどのくらい前にされましたか?」とお伺いしたところ、N様のご回答は「記憶にないです」というものでした。

 N様が聞かれた台風の時の音や、地域の環境的な部分も加味して「屋根の調査もご希望があればぜひオススメです」とお伝えしたところ、N様より「ぜひに」とご依頼をいただいたので屋根の調査も開始しました。

漆喰損傷を火災保険で修繕

 屋根に登ってN様のお話の原因がわかりました。N様邸は瓦屋根でしたが、図をご覧いただくとお分かりになると思いますが漆喰部分が損傷しています。これは飛来物を始め、台風などの強風が原因となって破損する典型的な症状でした。飛来物の衝突の際に、敏感な方は音を感じたりなにか気になる変化を家屋に感じられます。

 このような漆喰部分の損傷が多々見られ去年の台風の凄まじさを物語ってくれています。この漆喰部分。実は放っておくと屋根の内部に雨やゴミなどがどんどん入り込む入り口の1つとなります。すると、屋根の防水効果を保つルーフィングを損傷させ屋根材にも浸透していきます。結果、家の中で部屋の天井などを眺めると雨染みができ始めていたり、壁に沿って雨水のしたたる跡が出てきたり。さらに進行すると雨漏りへとつながっていきます。できるだけ早い修繕が必要です。

 しかも今回は家主様が気づかれた時期と症状から去年の台風による風害であると考えられます。これは火災保険によって修繕ができるケースですので、火災保険を使ってできるだけ早い修繕が大切な家にとって最善です。

熨斗(のし)瓦のズレを火災保険で修繕

 実は、去年の台風の凄まじさを感じさせる家屋の損傷が他にもありました。例えばこちらです。

 熨斗瓦(のしがわら)がデコボコとずれてしまっているのがよくわかると思います。屋根は私たちが想像する以上に過酷な環境下にあります。台風の時はその最たるものの1つです。瓦はある程度の重みがあるので風程度では動かないと思われるかもしれません。ですが、屋根の上では写真のように強風に煽られることで熨斗瓦がずれてしまうことはよくあることなのです。このずれは隙間を生み、そこが屋根の内部へ雨やゴミなどを侵入させてしまう入り口となります。

 瓦は美しく積まれてこそ、その機能を果たしてくれます。こちらも破損した瓦は交換して、すべてを積み直して行く修繕が必要です。もちろんこちらも今までの状況から風害に当たる自然災害ですので、火災保険の申請が可能です。

隅棟の歪みを火災保険で修繕

 こちらをご覧ください。隅棟が歪んでいる状態がおわかりになると思います。台風などの強風によって煽られた棟は写真のように歪んでしまうことはよくあることです。全国で自然災害による家屋の被害調査を行っているとたくさんの屋根を拝見していきますが、毎回自然の力には畏怖の念すら感じます。

 こちらも火災保険申請ができると判断しましたので今お話ししてきた内容をすべて報告書としてまとめN様にお渡しし、N様に火災保険申請をしていただきました。

その結果、<保険認定金額:¥1,121,782>こちらが火災保険会社よりN様に支払われました。修繕のために下りたこの保険金を使い早速N様邸の修繕を行っていきました。

 雪害の被害があったテラス屋根の修繕は新品に交換させていただきました。

 自然災害のあった漆喰の損傷、熨斗瓦のズレや隅棟は積み直しを行いました。一度隅棟を解体し、漆喰を丁寧の作り直し熨斗瓦を丁寧に並べていき、最後に冠瓦をかぶせて完成です。実は申請した被害箇所を完全に修繕しましたが保険認定金額が多かったため、他部分のそのお金で修繕させていただきました。

 まず、壊れてしまっていた戸袋の修繕工事を行いました。ボロボロの戸袋も、ピカピカの戸袋に生まれ変わりました。

 また、玄関脇にあった飾り柱も破損していたため補修工事を行いました。N様も前から気になっていた2箇所でしたので被害箇所以外の部分も持ち出しなく修繕することができたため本当にお喜びでした。これらの工事はすべて火災保険会社から出た保険金によって、N様の持ち出しなく修繕できたのです。

 火災保険は雨、風、雪から家屋が受ける自然災害に使える素晴らしい保険です。もし、あなたのご自宅も雨漏り、雨染み風が強い日カタカタ鳴るといった、なにか気になることがありましたらぜひご相談ください。年間2000件以上の調査実績のある弊社のプロの鑑定者が全国、調査費用0円にてあなたの家屋の調査をさせていただきます。

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