平成25年の9月。埼玉県は突如発生した竜巻に襲われました。竜巻はもちろん自然災害です。火災保険の保証対象になるのです。弊社としても竜巻の被害に苦しんでいる方たちを1人でも救うべく、越谷市に緊急対策本部を構え数十件の家屋の修繕を火災保険を使って行ってきました。埼玉県の竜巻は平成25年9月2日には越谷市、さいたま市、松伏町で猛威を振るいました。
9月16日未明には埼玉県熊谷市で竜巻が襲来しました。多くの家屋で屋根瓦が飛んだりガラスが割れるといった竜巻による被害を受けました。今回のS様邸も竜巻によって被害を受けた家屋の1つでした。S様邸も竜巻きよってかなりの被害を受けていました。多少の保証は国から出るかもしれないが自宅の修繕費はそれではとても賄えません。
S様が困り果てていたところ、知人の方から弊社の存在を聞き、弊社までご相談いただきました。さっそく弊社の専門家が現地調査に向かいました。まず屋根に登る前に下から見て被害が確認出来たのは瓦のズレです。
重い瓦が風によってかなりズレ落ちてきているのがよくわかると思います。いかに強い風があったのかを物語っています。ズレ落ちすぎて雨樋のところまで来てしまっています。これではもう瓦としての機能はほぼ失われており、ルーフィング、下地材はすぐに痛んでしまいます。すぐにでも修繕が必要な状態です。さっそく屋根に登って調査を開始しました。するとまず目に飛び込んできたのはソーラーパネルの破損です。
ソーラーパネルが竜巻によって飛ばされた飛来物等によって破壊されていました。竜巻の被害を多数調査していると隣の家やその近所の家が一望できます。すると瓦が飛んでしまっている家やどこかの家の瓦が飛んできて、家の屋根に当たり屋根材や、今回のようにソーラーパネルを破壊するということが多々あります。竜巻の通り道からかなり離れているところでもこういった現象が見られました。うちは竜巻から離れているからと安心することはできないのです。
「ソーラーパネルやテレビのアンテナ等は自然災害として火災保険に申請できますか」と聞かれますがご安心ください。竜巻は自然災害でありそれによって破損したソーラーパネルやアンテナも保証の対象となります。そして次は瓦の飛びです。
竜巻によって瓦が図のように何枚も吹き飛んでいる箇所がありました。下地が丸見えになってしまっているので早急な修繕をしなければ雨染み、雨漏りに短時間でつながっていきます。すぐに瓦を準備する必要があります。他にも瓦の割れがありました。
かなりの箇所で瓦の割れも確認できました。固い瓦も竜巻の強い風によって下からあおられバタバタしているうちにヒビが入る、また他から飛んできた飛来物によって割れることは多々あります。こういった瓦も、瓦に下にある防水の為のルーフィングや下地材を痛めないよう、すぐに補修、もしくは交換をする必要があります。ちょっとのヒビなら大丈夫と油断は禁物です。
このように上から見ただけで調査は完了しません。被害がひどい時は瓦の下も調査を必ずすべきです。さらに調査を進めていくと瓦が浮いているところも多々見られました。
横から見るとわかるのですがボコボコと瓦が不規則に並んでいるのがわかると思います。竜巻のような強い風にあおられることで重い瓦もガタガタにされてしまいます。まっすぐな板を乗せてみるといかに瓦がズレて並んでいるのかがよくわかります。ところどころ隙間も見えます。こういった瓦の浮きの下は要注意です。
図8、図9をご覧ください。
瓦が浮いている部分のを持ち上げてみました。簡単に持ち上がってしまいました。本来瓦は桟木に釘止めされているのですが釘が折れてしまい瓦がパカパカしていました。しかも、その隙間からゴミが詰まっていました。瓦の隙間は本来1センチ程度空いてしまうともう修繕が必要です。なぜなら吸い込み現象で今回のように雨水やゴミを吸い込んでしまうからです。
これは瓦の下に敷いてある防水シートであるルーフィングを痛めそれが破れてくると今度は下地材へと被害を拡大させます。瓦の釘を打ち直し、ゴミを撤去するといった早急な修繕が必要な状態です。
雨樋にも破損が見られました。
通常上部にこんな大きな穴が急に空くことはありません。竜巻によって飛んできた飛来物が雨樋に激突して破損したわけです。
また、漆喰のひび割れもありました。
漆喰のひび割れも補修工事をしないと雨漏りの原因になったりしますのでしっかりとした修繕が必要です。このようにS邸の竜巻による被害はかなりの箇所で確認できました。竜巻がいかに家屋に対してダメージを与えるかが垣間見えたのではないでしょうか。竜巻の通り道にあった家は半壊状態といったものもありました。
大きな被害箇所から細かい被害箇所まですべて報告書をまとめ、その報告書を添付しS様に火災保険申請をしていただきました。
埼玉県の竜巻による災害で多くの方が火災保険で修繕できることを知り一定額を支払われていました。ただ、残念ながらS様のように修繕に見合うだけの保険金の支払いを受けている方はほとんどいませんでした。今回は弊社の年間1000棟以上の火災保険による家屋の修繕の経験を盛り込んだ報告書によってS様の火災保険の申請はしっかり通った上すべての被害箇所を修繕する額が火災保険会社から支払われました。
火災保険での申請は被害とその原因を添付の資料で提示することが必要です。もし、あなたが火災保険を使った修繕をお考えでしたら
その点、十分注意されることをお勧め致します。
S様の家屋のために支払われた火災保険金を使って修繕に取りかかりました。破損していた太陽光パネルは新品へと交換し同様に破損した雨樋も新品へと交換しました。また、瓦の飛びは新品の瓦と交換し一部交換までは必要のない割れた瓦はコーキングにて補修を行いました。
また、瓦のズレ、浮きなどはもとの美しい、瓦本来の機能を発揮できるよう積み直しを行いました。
また、漆喰のひび割れもすべて補修工事を行い、もとの美しい漆喰、そして瓦屋根が蘇りました。
これらの工事が完了し、S様へ工事完了のご挨拶に伺ったところ、とても安心したご様子でした。肩の荷が下りたような安らいだ表情をされていらっしゃいました。
まだまだ竜巻の爪痕は家屋だけでなく人の心にも大きな爪痕を残しています。今回弊社は家屋の修繕でS様のお力になることができました。美しく蘇ったご自宅とともにここからも幸せな生活を送っていっていただけることを心より祈っております。
弊社のしている仕事は自然災害の際には被災地でとても重宝されるものであるということが改めて気付かされました。今後も1人でも多くの方の家屋を守れるよう日々がんばってまいります。
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