大棟全体のズレ 漆喰損傷 修繕 火災保険適用事例|K様邸

 今日ご紹介するK様邸は大棟周りを中心に風害が見られた家屋でした。都内だから雨風の影響は少ないだろうと考えられる方もいらっしゃいます。ですが、都内であっても台風や強い突風などで家屋にダメージを受けている家屋がたくさんあります。東京都杉並区も例外ではありません。

 K様はご友人から弊社で以前火災保険を使った修繕を行ったというお話しを耳にされ、ご自宅の屋根の調査は行った記憶がなく、少し心配になり調査費無料であるならと弊社にご連絡をいただきました。弊社は台風や突風、雪など、過酷な状況にさらされている日本の家屋を1つでも多く守りたいと考えております。そのため、全国無料で家主様の大切な家屋の自然災害の被害調査を行っております。

 さっそくK様邸に伺い、一通りお話しをした後、K様のご納得をいただいき、屋根に登りました。K様邸の屋根を拝見していると風害による自然災害の爪痕が3つの点で見つかりました。まずは1つ目です。

漆喰損傷を火災保険で修繕

 大棟漆喰の損傷が広範囲に渡って多数確認ができました。ここは家屋の頂点に位置し、雨風の影響をかなり強く受ける場所の1つです。近づいて見てみましょう。

 図2、図3の様に、漆喰部分がかなり損傷している部分が多数ありました。損傷の状態、そしてK様のお話しでは、去年かなり強い台風が来た時に「コツコツと音がした」とおっしゃっていました。屋根は強い台風が来ると、風と雨がかなり強く漆喰を打ちのめしたり小石などの飛来物が飛んできて衝突したりします。それは屋根の漆喰が損傷する原因の1つとなります。漆喰は屋根の内部に雨やゴミなどを侵入させない大切な役割を果たしています。

 K様邸のように、漆喰がかなり損傷している場合はすぐにでも修繕が必要です。早めに修繕することが、大切な家屋を守るためにあなたのできる大切な行動の1つとなります。被害状況とK様のお話しからこの漆喰の損傷は風害として申請できると判断いたしました。次に2つ目です。

大棟ズレ 熨斗瓦のズレを火災保険で修繕

 図4は大棟の全体のズレを、図5は熨斗瓦(のしがわら)のズレを撮影した写真です。図をご覧いただくとおわかりになると思いますがかなり凸凹しています。一見重そうで動かないと考えてしまいがちな瓦も自然の脅威の前では図の様な状態になってしまいます。

 大棟や熨斗瓦のズレ方、K様のお話しからやはりこれも去年杉並区を通った大型の台風が原因である可能性が非常に高いと判断できます。大棟や熨斗瓦のズレも屋根の内部に雨やゴミが侵入する原因の1つとなります。機能的にその役目を果たすにはズレなく、整然と美しく大棟や熨斗瓦が並んでいる必要があります。K様邸の状態は機能を果たしきれていないためすぐに修繕が必要です。続いて3つ目です。

アンテナが倒れ瓦が割れ、火災保険で修繕

 去年の台風の際にアンテナも倒れてしまったとK様はお話しされていました。調査すると、アンテナが倒れたことによって瓦が割れてしまっていました。もちろんこれも火災保険の対象と成りますので合わせて報告書に記載致しました。他にも自然災害による被害箇所をまとめ調査報告書を作り、K様に火災保険会社に保険申請をしていただきました。

その結果、

保険認定金額が¥370,010となりました。

この認定された保険金を使い、下記の工事を行いました。

 大棟組直しの手順ですが、まず大棟を解体。そして新しく漆喰剤を盛りながら熨斗瓦を積んでいきます。最後に冠瓦を銅線で固定し終了です。

 元の美しく機能的な大棟の再生工事が完成しました。また、予算内で倒壊したアンテナで割れた瓦も新品に交換することができました。以上の工事はすべて認定された保険金のみで行わせていただきました。K様の持ち出しはなく、すべて火災保険の認定金額内で工事ができました。K様も満面の笑みで、ご家族皆様も含め大変お喜びになっていらっしゃいました。

 今回のように、大棟や熨斗瓦のズレ方一つで自然災害かそうでないかの判断をすることができます。ですが、その判断には高度な専門家としての経験と知識が必要です。それがないばかりに、本来であれば火災保険で修繕できる工事もできなかった方たちが多々存在するのです。

 火災保険はあなたの大切な家屋を守ることができる素晴らしい保険です。しかも自然災害により家屋に損傷があれば火災保険は何度でも使うことができます。家屋が自然災害によりダメージを受けた際には適切な申請さえできれば、あなたの権利を使い、家屋を守ることができるのです。

 弊社は年間2000件以上の自然災害を受けた家屋に対して火災保険を使った修繕を行い、守り続けています。日々、家屋をプロの目から正確に判断して
自然災害とそうでないかを見抜き適切な申請書を作成し、火災保険で修繕するお手伝いをしています。あなたの家屋を守るために、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。

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